月面ミッションを、 実行前に 評価する
月面インフラ構築に向けたファーストミッションとして、月面デジタルツインによるミッション事前検証に取り組みます。建設会社、宇宙スタートアップ、宇宙機関・研究機関に向け、事前検証・ローバー提供・ライセンスの3つの事業を段階的に展開する計画です。
01
ミッション事前検証サービス
顧客の機体と作業計画を月面デジタルツインで評価するサービスを開発します。自社研究の粒子 Dynamics Engineとレンダリングエンジンを用い、地盤・走行・作業条件に加えて光・影・視覚認識の条件も検討し、実機との比較を通じて計画のリスクを明らかにすることを目指します。
- 対象
- 月面施工を検討する建設会社、ローバー・ランダー・ペイロードを開発する宇宙企業、宇宙機関・研究機関。
- 提供内容
- 走行可否・作業時間・必要電力・リスクの評価に加え、合意した範囲で光・影の条件や認識結果の比較、実機との差、予測の幅を整理した事前検証レポート。
- 料金体系(計画)
- 案件ごとの受託費用。
- 展開時期(計画)
- 2027年に構築・較正とサービス試行を進め、2028年以降の事業化を目指します。
02
ローバーの提供
共通の車体へ用途別の機器を搭載し、地上実験や宇宙ミッションに使うローバーの設計・製作と提供を目指します。機体とシミュレーターの両方を持ち、実験結果をモデルの改善につなげます。
- 対象
- 機器の搭載・実験を検討する企業・研究機関、探査やデータ取得を計画するミッション事業者。
- 提供内容
- 用途に応じたローバーと機器搭載、地上実験・ミッションでの利用。
- 料金体系(計画)
- 搭載・実験ごとの料金、ミッション参加費。
- 展開時期(計画)
- 2028年以降に展開予定。宇宙ミッションへの提供条件・時期は個別に協議します。
03
デジタルツイン・データの ライセンス
実測データで較正したデジタルツインとデータの継続的な利用を提供する計画です。自社研究の粒子・光環境の再現を、認識・制御の学習と実機移行を評価するSim2Realの開発環境へつなげ、ミッションの事前検証から自律作業の開発まで支えることを目指します。
- 対象
- 反復的なミッション評価や、自律制御・強化学習の開発に取り組む企業・研究機関。
- 提供内容
- 較正したデジタルツインとデータの利用、データ蓄積に応じたモデル更新。
- 料金体系(計画)
- 年額のライセンス料・データ利用料。
- 展開時期(計画)
- 2029年以降に展開予定。宇宙ミッションの実測データの反映も計画しています。
粒子・光・実機を、 自社の 研究開発で つなぐ
01
博士研究成果と 自社実機に よる 較正
代表の博士研究成果を用いた粒子 Dynamics Engineを、自社ローバーの実機検証で較正。粒子と機体の相互作用の再現性を高めるため、さらなる研究開発を進めています。
02
レンダリングエンジンを 自社研究
月面特有の光環境と、実機カメラが捉える反射・スペクトル特性を再現するエンジンを自社開発し、認識・自己位置推定とSim2Realの評価につなげます。
03
数千体の 強化学習と モデルベース検証
Dynamics Engine上で数千体の仮想ローバーを用いた強化学習(RL)と、物理モデルに基づく動作検証を行えます。条件ごとの挙動をシミュレーションで比較し、自社実機での検証・較正までつなげられることが、Sim2Realにおける強みです。
04
ハード・ソフトを 社内で 開発する 人材
機構・熱、電装・組込み、計測からシミュレーション・認識・制御までの人材が揃い、すべてのシステム要素を社内で開発できるポテンシャルを持ちます。9世代のローバー開発経験を、実機の統合・検証・改良に活かします。
ミッションの 事前検証・共同開発の ご相談
月面施工を検討する建設会社、ローバー・ランダー・ペイロードを開発する宇宙企業、宇宙機関・研究機関の皆さまと、機体や作業計画の評価を検討します。地上の無人化施工・災害対応への応用もご相談ください。